合格体験記
法政法 学習院法 駒澤法怒涛の合格!
高3夏に野球部引退、受験勉強を必死に追い上げるが結果は日東駒専不合格。
ランク下の大学にはなんとか合格したが磯谷の気持ちは晴れなかった。
『俺はまだできる』
磯谷の浪人生活は誰よりも早く2月にスタートした。3月から、英語は文法、国語は基礎的な語彙、日本史は基礎事項の習得と、基礎を重点的に固めた。その甲斐もあり、6月のセンター模試では早くも英語8割、国語7割5分、日本史7割に達した。
天王山の夏。受験生といえども夏はだらけるもの。そこで磯谷は担任と相談し、『継続』に照準をしぼる。夏40日間のうち2日を休日にあて、残り38日間、毎日12時間学習をスケジュール。午前中は得意の英語、午後は課題の国語、日本史にあてた。人生で最高に勉強した。
満を持して臨んだ8月のセンター模試。だが結果は思ったほどあがらない。『あれだけやったのに上がらない。なぜだ?』さすがに落ち込む。顔色がすぐれない礒谷をみるやいなや、担任は一言。『努力を続ければ必ず成果はでる。夏の努力はやがて冬に現れる。それに成績はすぐにあがらなくても間違いなく実力はついている。』
9月、夏と同じ学習時間が確保できた。体が覚えていたのだ。そして担任の言葉どおり、夏の『継続』が飛躍的な成果をもたらす。
10月のセンター模試。英語は180点を突破、日本史、国語も8割を突破した。
そしてメンタルコントロールが重要な秋。
秋の東京6大学野球ツアー、大学対抗戦ラグビー観戦ツアー。大学生活がぐっとイメージできた。
12月のセンター模試は得点アップ。迎えたセンター試験本番。
直前はだれもが不安になるが礒谷には自信があった。
『俺はこの1年誰にも負けないくらい勉強した。夏の努力を思い出せば本番でどんなことがあってもやれる』
結果、センター自己最高。センター利用で専修、駒澤を合格。
第一志望法政合格。まわりの友人たちからは驚嘆の声があがった。
いま、礒谷は市ヶ谷のキャンパスで将来の自分をえがいている。
青柳の浪人生活は、3月の半ばから始まった。本当は工学部志望
だったが、理科が間に合わず、経済学部への出願の切り替え、
滑り止め含め受験全敗、というのが、2015年度の青柳の大学
入試だった。
初回来校の日に青柳が持参したセンター分析では物理、化学とも
に5割。しかし起業するという夢、京大工学部という第一志望へ
の執念が青柳のエネルギー源だった。中・高と特に学習塾に頼らず
自学でなんとかやってきた青柳にも、絶対に譲れない第一志望の為となれば、東進が必要だった。
まずは英語と数学の高速基礎マスター。センターレベルで英・数は安定していたが、「基礎・基本の徹底」の為に3月中に英単語・英熟語・英文法はすべて終えた。数学計算演習も数Ⅰ~数Ⅲまで、4月上旬には基礎レベルを終えた。並行して講座の受講。現役時に間に合わなかった物理はほぼゼロからのスタート。基礎を頭に叩き込み、夏には8割、センター本番では9割にまで伸ばした。