現役時53.7%→1 年後91.8%、驚異の38.1%UP を記録。 東京学芸 早稲田 立教 明治 全勝
- 東京学芸 早稲田 立教 明治 全勝
月 のセンター模試までに終えた。現役時のセンターは83点であったが、4 月の模試で132点。スタートの1 ケ月で50点近く上げた。担任と大木で立てた計画通りの学習量と成績up。面談時に少しだけニッコリしたが、「5月はどのように5教科7科目やっていけば いいですか?」「二次試験で使う数ⅢCをどういうスケジュールでやればいいですか?」とすぐ切り替えた。大木はきわめてストイックだ。油断という言葉が彼 にはまったくない。5月のGWから毎週水曜日は、センター過去問演習講座で英語と数学、国語の3教科に取り組む。英語は回を重ねるごとに140、160、 170点を記録、数ⅠAも80点を突破。しかしⅡBと現代文が不安定。ある日の面談で「数ⅡBは計算量が多すぎることと、特に空間ベクトルは計算も厳しい けど図形の作図がめちゃくちゃになって・・・」と大木。今までにない深刻な表情だった。その日の面談は長時間続いた。担任と大木で考えた勉強法は数学ⅡB は毎日解く、特にベクトルはそれとは別に朝と夜に大問別で解く。現代文は読み方、解き方がバラバラになっていたのでセンター現代文を受講、その後に過去問 を解くという学習に変更した。効果はなかなか出なかったが、実のところ、大木も担任も確実に手ごたえを感じていた。そして、9月の終わりには、過去問で数 学ⅡB、現代文が8割を安定してとれるようになっていた。 10月、いよいよ過去問演習にはいる。日曜に国立二次の記述型答案練習講座、木曜に早稲田の過去問演習講座を解く。早稲田の数学は大木にとって相性がよく ない問題が出題され合格点に届かないこともあった。そんなときこそ、解説授業をしっかり受けて、過去問の解き直しを徹底的にやった。大木は1 年の全てを勉強に費やした。毎日、朝から夜まで。正月も校舎で勉強。リズムを崩すことはなかった。結果、東京学芸、早稲田、立教、明治合格。それは、担任 と二人三脚でつかんだ人生の勲章ともいえる。大木は今、志望大学に合格するという中間目標を達成した。これから数学の先生になるために、数学の楽しさを追 究するために、大学でもストイックに勉強に打ち込むだろう。